process
インフレーション成形法はポリエチレンフィルム(北越化成㈱製品)の成形方法です。
原料(ポリエチレン樹脂)を押出機へ送り、押出機内の原料を高温条件下で溶融混練します。
押出機から押し出された溶融樹脂は、ダイスと呼ばれる円形の金型から、チューブ状に出てきます。
そのチューブの中に空気を吹き込み、風船のように膨らませることにより、薄いフィルムを作り、高く吹き上げ冷却します。
何本ものロールを通すことで、シワがないようにフィルムを巻取機で巻取ります。検品・梱包を行い、製品が完成します。
キャスト成形法はポリプロピレンフィルム(レンソール㈱製品)の成形方法です。
原料(ポリプロピレン樹脂)を押出機へ送り、溶融樹脂をTダイから下方向に押出しされた溶融状態のシートを冷却ロールに接触させて、冷却、固化します。冷却ロール内には冷却水が循環してロール表面を冷やしてます。
シート状フィルムの、厚み制御を行います。
フィルムを鉄芯で巻き取り、ミルロール(半製品)となり、ストッカーにてフィルムの品質を安定させるため、保管します。
ミルロールをお客様のご指定の幅、長さに合わせ、スリットを行い、検品・包装されて、製品となります。